金沢大学コア・ローテーション実習、応用臨床実習 2019年度

今年度は16名の5年生と、4名の6年生が実習に来てくれました。

昨年度の、「救急患者を数多く体験し問診や診察など積極的に診療に参加する、静脈路確保やエコーを体験する」といった研修目標に加え今年度からは「上級医と共に患者の問診や診察を行うこと」や特に6年生のクリニカルクラークシップの学生には「模型を使用した心肺蘇生などのシュミレーション」なども取り入れました。

2019年12月からは4年生(新5年生)が1ヶ月間の実習に来てくれる予定です。これまでの参加型実習に加え、外科系処置についても模型を使い指導できる体制を整えています。当院を選択してくれたことを後悔させない充実した1ヶ月を過ごしてもらえるよう、スタッフ一同でお迎えしたいと思っています。

コア・ローテーション実習【4年生・5年生】

コア・ローテーション臨床実習科目【総合診療科・地域医療】

指導体制 実習責任者 病院長  小橋 一功
総合診療科 副院長  吉田 政之
副院長  近澤 博夫
医 長  岡田 和弘
内科 副院長  水冨 一秋
医 長  鈴木 康倫
医 長  吉田 匠生
医 長  岡本 拓也
脳神経外科 診療部長 北井 隆平
事務担当者 企画経営課  山本 康子、石田 はるひ  医療支援室 和泉 晴代
所在地 〒922-8522 石川県加賀市作見町リ36番地
電話番号 0761-72-1188(代表)
病院URL http://www.kagacityhp.jp/
病院の特徴 130年以上にわたり地域の医療を担ってきた加賀市民病院が平成28年4月、山中温泉医療センターと統合し、加賀温泉駅前に新築移転した南加賀における地域密着の中核病院(300床)です。急性期病院機能を強化した一方で、地域の中核となる病院として、地域包括ケア病棟・回復期リハビリ病棟も有しています。
病床の種別 一般病棟 214床(うちHCU10床)、地域包括ケア病棟 41床、回復期リハビリ病棟45床
院内標榜科 内科、循環器内科、呼吸器内科、内分泌・代謝内科、腎臓内科、神経内科、消化器内科、リウマチ科、外科、消化器外科、乳腺外科、肛門外科、整形外科、産婦人科、小児科、眼科、耳鼻いんこう科、皮膚科、泌尿器科、脳神経外科、放射線科、麻酔科、リハビリテーション科、救急科、総合診療科
常勤医師数 研修医 5名、卒後3~5年目 1名、卒後6~9年目 3名、
卒後10~20年目 11名、卒後 21年目以上 28名(2019年10月現在)
実習の特徴 内科全般、総合診療科、救急科(宿直を含む)、地域包括ケア病棟、地域医療連携、連携クリニックでの在宅・訪問診療の体験が可能です。また希望により、感染症診療や地域における各科専門診療の実習も可能です。総合診療科を有するのが特徴で、時間内の全ての救急車を総合診療科で初期対応し、指導医・研修医と共に診療にあたります。
 
8:30

12:30
内科外来
(鈴木医師)
総合診療カンファ
救急外来
内科初診外来
(水冨医師)
内科外来
(岡本医師)
救急外来
13:30

17:00
救急・総合
診療外来
神経診察・縫合
実習
(北井医師)
救急・総合診療外来
シェアカンファ
病棟回診
(吉田医師)
他職種カンファ
糖尿病教室
(岡本医師)
救急・総合
診療外来
18:00
準夜当直
(〜22:00)
可能
  総診webカンファ必須
(月1回)
   

※時間日程などはおおよその目安です。
※1タームにつき1回以上、往診を経験して頂きます。
※準夜当直実習が可能です。

◎個々の要望にできるだけ添えるよう実習のアレンジします。

実習初日の予定

  • 初日の集合時間は10時です。到着後は時間外入口から入って左手に防災センターがありますので防災センター受付へお声掛けください。
  • 医療支援室(事務)の和泉が院内のご案内をいたします。
  • オリエンテーション(岡田医長)

貸与物品

  • 個人用の電子カルテパソコン、院内PHS

インターネット環境

  • 医局、宿舎ともに Wi-Fiの使用可能
  • 医局には共同利用のパソコンあり。医局の個人デスクや宿舎にはパソコンを設置していませんので個人用のパソコンを持参してください。

宿舎

  • 病院近隣にあり
  • 準備されているもの 布団一式、タオル、洗濯機、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、電気ポット、鍋・フライパン、食器類
  • 各自が持参するもの パジャマ、歯ブラシ、石鹸類、ドライヤー

生活環境

  • 平日は昼食を無償提供します
  • 院内に職員食堂あり、売店(8:00~18:00 年末年始を除く)あり
  • 病院近隣に飲食店、コンビニ、ドラッグストア、スーパーマーケットあり

最終日の予定

  • 午前中に大学へ到着するよう移動

応用臨床実習(総合診療科)【6年生】

 
AM 救急外来 救急外来 救急外来 救急外来 救急外来
PM 救急外来 救急外来 救急外来 救急外来 救急外来

個々の希望に応じた実習になるように工夫します。

1ヶ月間での到達目標

  • 重症度の判定ができるようになる。
  • 問診・診察から鑑別診断を考えるようになる。
  • 救急搬送患者20症例、外来(walk in)患者20症例、エコー10症例経験する。
  • シュミレーターを用いた心肺蘇生を体験する。

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